ともみるの投資記録

投資初心者3年目のトレード記録。失敗を繰り返しながら成長していく過程を赤裸々に語る。

6/11 -182,550円 金先物のヘッジで損切りしました

今朝、金先物で-182,550円の損切りをしました。

昨晩、米国CPIの発表がありました。

jp.reuters.com

その発表を受けて金価格が下落していました。私は、既に2枚ロングポジションを持っていたため、ヘッジとして1枚ショートポジションでエントリーしました。

今朝、4:00に目が覚めてみると、

金先物はとんでもなく上昇していました(泣)僕が起きた朝4:00 では8,060円だったので、ショートポジションを損切りすることにしました。直近の高値であり天井圏の可能性もあり、下がるのを待つというのも良かったのですが、1.5%以上かつ、CPI発表を受けてでのこの急上昇だったので、、まだまだ上昇する可能性もあると考えて、損切りをしました。結果終値は、少し下げて8,049円でした。まだ来週以降どうなるかわかりませんが、ここで金先物に関してきちんと整理しなくてはいけないと思いました。

どうなったら下がるのか?どうなったら上がるのか?もう一度整理したいと思います。

金先物が上がる理由

  1. 地政学リスクの懸念
    ウクライナ戦争により、紙幣や株価に対する信用が下がったため、不変資産である金への投資に投資家の意識が向いました。今後も地政学リスクによる金価格は上昇すると考えて良いでしょう。
  2. インフレ上昇による懸念
    今回の上昇はまさしく米国CPIが8.6%と予想よりも上回り、高止まりしていたことによるものだと言えます。今後もインフレが低下しないようであれば、金先物も下がりにくい状況が続くのだと思います。→ここを私は見誤ってました。

金先物が下がる理由

では、金先物が下がる理由は何になるのでしょうか?上記の1.と2.の逆が考えられると思うのですが、それ以外の要因も考えてみました。

  1. 米ドル価格の上昇
    一般的に米ドルの価値が上昇すると、金の価格は下落傾向に転じます。現在米ドルは134ドルと20年ぶりの高値圏で推移しており、インフレを抑制するために国債の利上げが確実に行われます。すると日米金利差がさらにひらき円売りドル買いが強まります。よって私は金先物価格は下落すると予想していたのですが、どうやら今回は逆に上昇したようです。
  2. 経済の安定
    現在はコロナ禍やウクライナショックなどにより経済や株式市場の動向に不安があるため金価格が上昇傾向にありますが、経済が安定に転じれば金価格は下落します。今米国の雇用統計は強い数字を出しているので、経済成長は崩れないとの予想も出ていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?私は米国のリセッション懸念がまだまだぬぐいきれない状態であると考えており、今後の経済も予断を許さないと考えています。

ということで、金先物の上がる理由・下がる理由について考えてみました。インフレ上昇懸念と米ドル上昇懸念が錯綜しているため、金先物の値動き関しても読みが難しいかと思いますが、金先物について深く勉強することによってより金という商品について深く知見を広げたいと思っています。

 

ということで、今回は大敗損切りしましたが、現在金先物(大阪)2枚の含み益は、53.8万円ほどあります。この利益をどうするか?来週が大事な週となりそうです。目標利確金額は8,120-8,200円くらいとしているため、そろそろ利益を確定したいところです。

 

では、また来週。